・鉄フライパン:ブルーテンパー材
「神田鉄鍋/鉄厚底フライパン」の20cmを買った。テフロン加工(フッ素加工)の20cmを持っているのだが寿命が尽きようとしていた。スキレットとフライパンのどちらにしようかと丸一日思案した末、天ぷら鍋代わりに使うことが多いのでフライパンを選んだ。底がすぼまっているのも都合がいい。油が少なくて済むゆえ。
20cmというサイズがいいのは、オートミールを調理すればそのままテーブルに持ってゆけることだ。鍋敷きは小型の段ボール箱で間に合う。スキレット同様、食器として使い回せる優位性がある。
先ほど届いたので早速焼き入れをしたところ、中々フライパンの色が変わらない。5分以上強火を当てているのに変色しない。これはおかしい――。直ちに検索した。
結論から述べると、神田鉄鍋のブルーテンパー材にシリコン塗装をしているとは明記されていないのだが、多分しているね。ブルーテンパー材とシリコン塗装はセットなのかもしれない。
amazonレビューを見つけたのは幸運だった。使用感については日を改めて書く。
ブルーテンパー材は錆に強く油なじみの良い、軽くてフライパンに適した高級鉄材です。調理する際は充分熱して油をまわせば、食材が張り付かず、パリッと仕上がります。初めて使う際の「油ならし」も必要ありません。
★★★☆☆ 育てたい人には向かない
2022年3月15日に日本でレビュー済み
サイズ: 18cmこの商品を買う前にシリコン塗装について一考して下さい。シリコン塗装はラッカー塗装を焼き切る事の出来ないIHコンロの比率が多くなった現在では仕方のないものなのでしょう。
デメリット
①バーナーで炙っても焼ききれません。
塗膜が邪魔で鉄と酸素が結び付かないので、最初に酸化被膜作りたい人はラッカー塗装の物を買うべき。②油の馴染みが鉄素地より悪い。
鉄素地だと表面に無数の細かい穴があるのでそこに酸化した油が定着して油被膜が形成されるけど、シリコン塗装が邪魔。メリット
シリコン塗装が付いているうちは錆びない。
油被膜にゴキブリが寄るのであえて被膜作らない派にもいいかも。追記
蓋探しに難航してます。蓋を買うなら20cmがベスト。選択肢が多いです。
使用感ですが新品を洗ってそのまま使ってます。育てる気はありません。予熱での空焼きは底面が熱膨張収縮で歪みそうなので油多めで加熱して使ってます。
使用後は水と束子で流すだけ。水分拭き取ったら終わりです。何度かターナーを使っているうちにシリコン塗装にも傷が付き、少しずつ剥がれている様です。追記2
シリコン塗装がまだらに剥げてきました。IHで使ってますが、このフライパンの時だけ白い天板が変色する(ステンレスの鍋だと変色しない)為、シリコン塗装をステンレス束子などで剥がし酸化被膜をトーチバーナーで作成。
米油で油の酸化皮膜を作成中。
空焼きではなかなかシリコンを焼き飛ばすことができません。ですので、シリコン塗装が掛かってしまっている鉄フライパンを使い続けて、少しずつシリコンが剥がれることを期待するしかありません。「このタイミングでシリコンが取れた」という決まったタイミングもないので、日頃からしっかりと油をなじませておくと良いと思います。
ラッカー塗装は空焼きで焼き飛ばすことが出来るので、空焼き→油ならしで、最初から鉄の良さを活かすことができます。
できることなら、錆止め塗装はラッカー塗装の物を選ばれると良いと思います。
【質問】鉄フライパンのブルーテンパー材ですが、通常はシリコン塗装とセットになっているのでしょうか?
【ChatGPT】鉄フライパンに使われる「ブルーテンパー材」とは、鉄材に酸化皮膜を形成して錆びにくくするための処理が施されたものです。この処理によって、素材の耐食性が高まり、鉄フライパンとして使用する際に有利です。
一方、シリコン塗装(シリコンコーティング)は、さらに表面を保護するために用いられることがありますが、ブルーテンパー材の鉄フライパンと必ずしもセットで使用されるとは限りません。製造メーカーによって異なり、ブルーテンパー処理のままシンプルな状態で提供されるフライパンもあれば、シリコン塗装が施されたものもあります。
シリコン塗装がある場合、初回の使用時に簡単に洗い流すことができ、その後は通常のシーズニング(油慣らし)を行うことでフライパンの準備が整います。シリコンコーティングは、一時的な防錆対策として使われることが多いです。
つまり、ブルーテンパー材の鉄フライパンにシリコン塗装が施されているかどうかは製品次第であり、必ずセットというわけではありません。