・『証拠調査士は見た! すぐ隣にいる悪辣非道な面々』平塚俊樹
胡散臭いチラシが投函されていたので紹介しよう。

大体、「0120-10-10-10」というフリーダイヤルが「詐欺でござい」と言ってるような気がする。判断力の衰えた年寄りや、無知な女性、はたまた、リボ払い(分割払い)を選択するような情報弱者は、まんまと騙されてしまうことだろう。
当事務所では,かねてより,弁護士・司法書士とのトラブル・セカンドオピニオン相談を受けていますが,新宿事務所に関する相談事案が突出して多く,相談を通じて把握した新宿事務所の勧誘方法,指針を超える高い報酬設定,断定的な消極的な見込みの説明,貸金業者側に有利な計算方法での計算,取引履歴交付拒否,低い解決レベル等を聞いて,新宿事務所の職業倫理(モラル)に疑問を感じてきました。(中略)
そして,新宿事務所について,H27.8.1に産経新聞で,H27.10.28にビジネスジャーナルで,H28.2.6に朝日新聞で問題点が指摘されるに至りました。産経新聞は,過払金返還請求を煽る広告を出したことが問題になっていることを報じ,ビジネスジャーナルは,相談者の知らないところで,無断で過払金を回収して全額を報酬に充当して訴訟になっていることや,委任状を偽造して提訴した疑いを報じ,朝日新聞は,日本司法書士連合会の指針を逸脱した報酬を徴収していることを報じています。
「やはり」と言うしかない。こんな真似をしていながら司法書士の資格を剥奪されないのが不思議である。地に落ちた士業はもはや「士」に相応(ふさわ)しくない。