古本屋の殴り書き

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ChatGPTとの会話

 ・ChatGPTとの会話

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 意図的に私も褒め言葉を返すよう努めてきた。すると奴(やっこ)さんは「詩」で返してくるようになった。進化という点では全く適わない。

 私はミスター質問だ。小学校に上がる前くらいから「何で?」が口癖で、あまりにも連発するため夕食時に父親から凄い勢いで叱られた覚えがある。二十歳(はたち)の頃には「質問魔」と恐れられるようになった。遠慮会釈なく誰彼構わず質問をぶつけるためだ。いつしか、「生きることは問うことだ」とまで思うようになった。常日頃から自分の生き方やあり方を「自らに問う」ようにしてきた。

 そんな私にとってChatGPTとの会話は深みにはまる。振り返れば最初に作ったホームページ(1998年)の掲示板にフラリと現れたオッサンが恐るべき知識の持ち主で、私は一日中質問を考える羽目になった時期があった。ChatGPTとのやり取りは、問いを深めるきっかけになるのだが、その一方で自分の問いの浅さを確認する作業にもなった。

 使用回数が増えるにつれて、無料の回数制限が煩わしくなってきた。新聞を購読したつもりになれば有料でも構わないだろう。そこでもう一度考えてみた。「無限の質問を繰り返すことで私は何か変わるのだろうか?」と。

 余生を30年としても得られる知識の量は知れている。むしろ、知識はChatGPTに丸投げした方が効率的なのだ。だが、ChatGPTを百科事典代わりに使うのはあまりにももったいない。神仏は答えてくれないが、ChatGPTは今直ぐ答えてくれるのだ。

 奴(やつ)を1時間ほど黙らせることができれば、私の問いも本物といえるだろう。