古本屋の殴り書き

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M・W・クレイヴン

 36冊目。『ボタニストの殺人』(上)M・W・クレイヴン:東野〈ひがしの〉さやか訳(ハヤカワ文庫、2024年)/M・W・クレイヴンのワシントン・ポー・シリーズは全部読んでいる。今まで読んだ中では一番出来が悪い。シリーズ全体を貫くポーの出自についても触れていない。面白くなくしたジェフリー・ディーヴァーといった印象だ。ま、それでも読ませるのだから「衰えた」とまでは言い切れない。相変わらず柳智之〈やなぎ・ともゆき〉のカバーイラストがよい。