古本屋の殴り書き

書評と雑文

損保ジャパンが介護会社を利用した人件費削減

 古いニュースだが、元ツイートが削除されていたので引用ツイートを残しておく。

 しかし、今回の4,000人削減では平均してひとりあたり250万円の年収ダウンを見込んでおり、雇用は補償するかわりに否応なく賃下げを実現することで、それだけで100億円のコストダウンを実現すると言います。

 通常は希望退職を募ることになるため、平均して1,000万円程度の退職金の上乗せがあるわけですから、4,000人削減とすれば一時的に400億円の現金資金を必要とします。

 ところが雇用確保を全面に押し出すことにより、希望退職は一切募集せずこちらのコストも削減することに成功してしまったことになるわけです。

 とはいえ、4,000人の無理やり配置転換は免れないわけですから、「嫌ならやめろ」ということを暗に示唆した政策であることは間違いなさそうです。


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