古本屋の殴り書き

書評と雑文

首を絞められた場合のエスケープ法

 秋葉原通り魔事件(2008年)が起こった時、「その場に自分がいたらどうしていたか?」と何度となく自問自答した。それ以降、セルフディフェンス(護身術)を真剣に考えるようになった。システマを知ったのもこの頃である。セルフディフェンスは身体的な知恵である。体の構造や力学を知っていれば、いざという時にも慌てふためくことはない。その冷静さが知恵を発揮する土台となる。特に力の弱い女性や子供に必要な知性であると考える。