事実なら凄い額。
— 原口 一博 (@kharaguchi) July 13, 2023
国民から、こんなに批判が多くても辞めない訳だ。 https://t.co/YO5oxkUTHF
「ITゼネコン」とは、「ゼネコン」のIT業界版で、システム開発における元請負企業のこと、もしくは多重下請構造のことを指します。「SIピラミッド」ともよばれる多重下請け構造から生じる給与格差、労働環境や人材育成の問題などの課題は、今後改善されていかなければならない問題です。
【ITゼネコンとは?海外と構造が違うのはなぜ?背景や問題点を解説 | アンドエンジニア】
NTT系列や国内大手ITベンダー(日立、NEC、富士通)の三社、外資系ITベンダー(IBM、HP、Oracleなど)系列のSIerが大手の顧客を囲い込み、インフラ構築からコンピュータ機器の設置、納入後の運用メンテナンスに至るまでを一括受注して利益を得ており、実際のプログラミングやテスト作業を中小のSIerに丸投げしている状態となっている。このようなIT業界の構造を揶揄して、「ITゼネコン」という用語が批判的文脈で使用されるケースが近年多くなってきている(なお、下請けのプログラマは「デジタル土方」という言葉で揶揄されている)。
高井氏:プログラマーがぎりぎり生活できる水準まで、下請けの層は増えていくのではないでしょうか。システム業界では、1日8時間、1カ月に20日作業してこなせる仕事量を1人月と言います。
人月単価は1次請けが150~300万円、2次請けが80~120万円、3次請けが50~70万円くらいでしょうか。4次請けから下は、1~5万円ずつ引かれていきます。
2次請け以上を主な売り上げとして計上できる企業は数%しかありません。私の認識では2%もないはず。これは10年以上変わっていないですね。
【IT業界の「多重下請け地獄」が横行し続ける真の理由:「IT後進国ニッポン」の病巣に迫る【前編】(1/4 ページ) - ITmedia ビジネスオンライン】
多重下請けの場合、業務が増えて人が必要になったら下請けから増やす、運用に入って不要になったら契約を切る……といった感じで、技術者は交換可能な頭数として換算されている状態ですが、人海戦術で大規模システムを開発しようとすると、付随して下記のような問題も頻発してしまいます。
【ITエンジニアを不幸にする「多重下請け構造」が抱える問題点 - paiza開発日誌】
技術力が高いのは、むしろ三次請け以降の会社の人だったりします。
【ITゼネコンで働いていた私が感じていた違和感・問題点と対処法|35歳でまだ迷子】
コーディングやテスト要員のことは、ネットではITゼネコンにちなんで「IT土方」なんて言われていますよね。
そして、ピラミッドの一番上以外は、客先では自分の会社名すら名乗れません。下請け・孫請けの社員は、名前だけは元請け企業の社員という扱いなのです。
【知らないと一生後悔するITゼネコンの構造:SE転職のすすめ】
・ITゼネコンへの不公平感:ITゼネコンは仕事を割り振るだけなのに、一次請けという立場で莫大な利益を得ている
・多重下請:下請けは二次請け、三次請け…と延々と続き、下層ほど利益が少なくなり、何をしているか分からなくなる。
・人月計算:情報システムを作る値段の見積もりはどんぶり勘定で、しかも人の能力を無視している。
・官公需案件の寡占:大手SIerは官公需案件を寡占しており、中小SIerは仕事を得るチャンスが少ない
【IT”ゼネコン”と呼ばれるにはワケがある! ITゼネコンの仕組みを解説】