Powers of Ten(パワーズ・オブ・テン)は、チャールズ・イームズとレイ・イームズの夫妻によって1977年に製作された教育映画および、監修者のフィリップ・モリソンによる1982年(日本語版:1983年)刊行の同名の書籍。
Powerは力ではなく「冪乗」(べきじょう)という意味で、タイトルは「10の冪(power of ten, 10n)」を複数形にしたものである。冒頭に1平方メートルの視野を設定し、その視野面積の冪指数を増加・減少させたときのものの見え方の変化を描くことを通じて、物質の大きさの比較を一覧的に示す科学映画である。
日本国内でも学校教育等で使われた。
1998年にアメリカ国立フィルム登録簿の保存作品に指定された。