・山城美智-沖縄拳法
・山城美智×雨宮宏樹
・泊手の継承者 山城美智先生 が語る…ティの起源と沖縄空手の真実の歴史と謎
空手といえば沖縄である。元々は手(てぃ)と呼ばれていた。軍隊を持たぬ国・琉球を知ったナポレオンが驚愕したというエピソードがある(琉球とバジルホールとナポレオン | 沖縄の文化と歴史ブログ)。軍事力を放棄することと引き換えに、一人ひとりの肉体を武装化したのだろう。
実践という一点に則していえば、私は山城美智〈やましろ・よしとも〉の沖縄拳法と宮平保〈みやひら・たもつ〉の中国武術が最強だと思う。システマとクラブマガも捨て難いが、やはり軍隊で教える内容を薄めていると考えざるを得ない。影武流(けいぶりゅう)は総合的に使えるようになるまで時間がかかりそうだし、秀徹は動きが乏しい。
私は今年六十になったのだが「格闘技をやりたい」気持ちが今でもある。で、本当にやるとなれば、沖縄拳法かブラジリアン柔術の二択である。
山城美智は静かである。騒がしいのは偽物と相場が決まっている。本物は湖のように静かなのだ。そして言葉が際立っている。イビチャ・オシムやイチローと近い世界で生きているのだろう。
石井東吾との出会いと再会もドラマチックである。個人的には石井の幼さが好きではないのだが、様々な武術家を世間に知らしめたユーチューバーとしての功績は大きい。
私は今まで選手指導で声を荒げたことも殴ったりもしたことも一度もないですが、選手たちはみんな世界一になってくれました。
— 山城美智 沖縄拳法六代目師範 (@okikenkai) June 18, 2023
大事なことは敬意を持ち合う関係作り。
こんなに痛い思いを味合わせることがこの子の為になると思う人たちがいること自体、まだまだ空手界は未熟な業界だなと思います。 https://t.co/zs2FXRCE8Z