・礼法で体が変わる
実際に体験すると分かりますが、たった5秒の礼法をするだけで「見えない力=調和する力」が覚醒し、立ち腕相撲で楽々勝つことができます。あまりにも手応えがなく勝ててしまうので、あっけにとられるでしょう。
【『お辞儀のチカラ 礼と志の「武学」 あなたが変わる、人生が変わる、世界が変わる』レノンリー(みらいパブリッシング、2020年)以下同】
簡単に言えば、上半身を真っ直ぐにしたまま、少しお尻を引く感じで倒す。それだけである。空手家の中達也〈なか・たつや〉がほぼ同じことを指導している。
礼法で体が変わるのだ。驚くべき事実である。
実は本書に書かれている内容を私は既に知っていた。イス軸法の西山創のツイートへのリプライで「礼をしただけでハーフコートシュートを決めるまこっちゃん」という人物が紹介されていた。多分、レノンリーの弟子筋に当たる人ではないかと思う。
侍の礼法には、七つの秘伝があります。
(1)頸椎(けいつい)(2)胸椎(きょうつい)(3)仙骨(せんこつ)(4)つま先(5)側手(そくしゅ)(6)正眼(せいがん)(7)正中(せいちゅう)
この七つを整えていくことで、よりゼロ化し、そして私たちの身体に宿っている38億年の叡智を開いていくことができます。
細かい対人チェック法が紹介されているが、これは武学籠球の無料メールマガジンで全く同じ内容の動画が視聴できる。
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— シュートコーディネーターまこっちゃん/武学籠球 (@TTKRCJ) June 6, 2021
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大変勉強になったし、何度も見返しているのだが、動画冒頭で「どうも、まこっちゃんです」という挨拶がいただけない。見知らぬ視聴者に対して「どうも」という言い方は失礼だし、自分をちゃん付けで呼ぶのが許されるのは幼児までだろう。礼の大切さを説きながら、礼を失う姿が惜しまれる。
本書については教科書本にしてもよかったのだが、妙に自分を大きく見せる虚勢が散見され、「38億年の叡智」などと根拠のない誇張が気になった。