古本屋の殴り書き

書評と雑文

ふれあいの森日向キャンプ場

 数日前、ふれあいの森日向キャンプ場の駐車場を目指して歩いた。駐車場を通り越して、二股のゲートが閉じている方へ進んだ。たぶんキャンプ場だろう。急勾配を登り切って少し進んだところで引き返した。熊が出てもおかしくない場所である。

 以前、自転車で来たことがあった。その時は結構人がいた憶えがあるのだが、今回は一人しか見なかった。

 こちらから大山にアタックできないかと思ったのだが、日向ふれあい学習センターの手前左手にある九十九曲がりコースから行けるようだ。

大山 九十九曲がりコース - 大山 - 2018.11.11(日) - 山と溪谷オンライン
大山・九十九曲ハイキングコース│阿夫利神社下社まで : masyao

 私は喫煙するため人通りの多いコースは避けたい。ただ、大山山頂までは2~3時間を要するので一発勝負では難しい。

 降りてくる途中、大友皇子(おおともおうじ/弘文天皇)の墓所へ足を運んだ。レプリカとはいえ、この様(ざま)は何だ? 苔生(む)した石を見て心が痛んだ。勝手に掃除をしたら怒られるだろうか?

伊勢原に大友皇子のお墓があると聞いて訪ねてみた。 - 北条高時.com

 最近1万歩の散歩を励行している。1日1万歩ではない。一度に1万歩である。常歩(なみあし)だと歩幅が狭くなるので70cmだ。約7kmである。1.5万歩ほど歩くこともある。自転車同様、坂道を目指す。ただし自宅界隈に大した坂はない。そこで山に向かっているわけだ。

 私としては負荷の強い瞑想を行っているつもりだ。歩きながら「今、今、今」と呟き、「気づけ、気づけ、気づけ」と念じている。

 この日は歩き始めた途端、後藤祐一立憲民主党)のポスターが眼に飛び込んできた。思わず舌打ちをした。瞑想は一瞬の感情に押し流された。

 スマホアプリは「歩数計 - ステップカウンター」を使っている。ただし自宅付近を歩く際は、これまた自転車の時の癖で身軽でいたい。スマホはおろか財布も持たない。普段はタニタ「億歩計」をポケットに入れている。