古本屋の殴り書き

書評と雑文

CB650Rの覚え書き

 CB650Rが売れていないという。何となくわかるよ。

【長所】
・圧倒的なパワー/最高出力70kW(95ps)/12,000rpm
・静かではあるが官能的な4気筒サウンド(排気音)
・足着きはGSX250Rよりも少しいい
・控え目で落ち着いたデザイン
・燃費はツーリングだと22km/L、渋滞まみれの街乗りでは18km/L
・大型では珍しくレギュラーガソリンである
・ブレーキはよく効く

【短所】
・やや前傾気味のポジションと広めのハンドルが最悪だ。柔道部の腕立て伏せみたいな状態を想像してもらえばよい。私の経験不足を考慮しても、全くおかしなポジションだと思う。これをカバーするためには強力なニーグリップ&くるぶしグリップが必要となる。
・ローからシフトアップする際、時々ニュートラルになる。
・シフトチェンジが忙しい。
・ウインカースイッチが時々引っ掛かる。
・GSX250Rよりもエンストしやすい。スロットルを最小限にしようとする私の運転癖もあることだろう➡立ちごけ動画が多い。
・シートが固い。私はロードバイクに乗っていたこともあるので、その辺のヘナチョコ野郎が「固い」と言うのとは訳が違う。
・そしてサスペンションも固い。

 ま、こんなところ。一言で表すと「面白味のないバイク」である。なあんか、ワクワク感がないんだよね。マシンというよりは、よくできた工業製品って感じ(笑)。

 大型ミドルクラスの選択肢はSV650とMT-07の二択か。NINJA650はモトブロガーの評価がよくない。

【追記 5/24】「さらに7,000rpm付近からの直列4気筒ならではの吹け上がり感は、スポーツバイクならではの興奮と充実感を満喫できる出力特性としている」(公式サイト)とあるが、一度も回したことがない。5000rpmすら行くことがない。3速で高速走行をすれば可能かもしれない。私は原付ですらエンジン音に配慮した運転をするので、高回転には全く興味がないのだ。適切な速度と適切なギアでエンジンに負担の掛からない運転を心掛けている。


【小菅川沿いの緑】


山梨県小菅村/どちらも本日撮影】