古本屋の殴り書き

書評と雑文

桑の葉に血糖値上昇を抑制する成分

緑豆春雨に血糖値スパイクを防ぐ効果

 ・桑の葉に血糖値を抑制する成分

「α-グルコシダーゼ阻害」を調べたところ桑茶がいいことを知った。


天然のα-グルコシダーゼ阻害剤

 α-グルコシダーゼ阻害剤の作用を有する天然物は多数存在する。例えば、研究は、食用キノコであるマイタケが低血糖効果を示す研究がある。マイタケが血糖値を低下させる理由は、キノコが自然にα-グルコシダーゼ阻害剤を含んでいるためである。桑葉には1-デオキシノジリマイシン(1-deoxynojirimycin; DNJ)が含まれていることが近年の研究で明らかになった。DNJ はブドウ糖の類似物質(アザ糖類の一種、イミノ糖)であり、小腸において糖分解酵素のα-グルコシダーゼに結合する事でその活性を阻害する。その結果、スクロースやマルトースの分解効率が低下し、血糖値の上昇が抑制される。

Wikipedia


 糖尿病は、インスリンが十分に働かないために血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が増えてしまう病気です。桑の葉に含まれている1-デオキシノジリマイシン(DNJ)という活性成分によって、糖の吸収を抑制し血糖値を下げる働きがあることが明らかになっています。糖尿病の予防につながるとされており、桑の葉以外には見つかっていない成分ということでも注目されています。

桑の葉の効果・効能|糖尿病への効果は?桑の葉茶の作り方もご紹介 -Food for Well-being -かわしま屋のWebメディア-


 ただ一つ、飲み方ポイントとして食前に飲むことが効果的。

桑の葉茶の効果・効能を解説【こんな人におすすめ!】 | おおまさの桑茶


 被験者にDNJを高含有する桑葉エキスを食前に飲ませ、食後の血糖値の変化と毎食前の長期摂取による安全性を調べた結果、桑葉エキスは0.8g程度で、確かに食後の血糖値上昇を抑制することが分かりました。また、調べた範囲では深刻な副作用はみられませんでした。

桑葉に血糖値抑制効果が! | 健康情報 | 全薬グループ


 さらに小腸を通過した糖質が大腸に届くと、腸内細菌(善玉菌)のエサになり、その際に発生した炭酸ガス・水素ガスや有機酸が大腸を刺激して、便通を促してくれるのです。

桑の葉に含まれる有効成分「1-デオキシノジリマイシン(DNJ)」の働き&メカニズム | 【公式】島根の有機 桜江町(さくらえちょう)桑茶生産組合