古本屋の殴り書き

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レイフ・GW・ペーション

 27冊目。『許されざる者』レイフ・GW・ペーション:久山葉子〈くやま・ようこ〉訳(創元推理文庫、2018年)/再読。566ページというボリュームが丁度いい。欧州のミステリに与えられる賞を総なめにした作品だが、主人公が代わる変則的なシリーズとなっている。スウェーデンの作家だが、乾いたユーモアがアイルランドを思わせる。ペドフィリア殺人事件を扱っているが、欧米ミステリにおけるペドフィリアを私が知ったのはアンドリュー・ヴァクスの作品だったと記憶している。1980年代のこと。時代の風俗を知るにはミステリを読むのが手っ取り早いと言われる。半世紀ほども経つわけだから、エプスタイン事件の受け止め方も彼らと我々では根本的に異なるものがありそうだ。他の作品が出ていることをしって再読したわけだが、直ぐに『見習い警官殺し』を読んで挫折。悪ノリしているようにしか感じなかった。