古本屋の殴り書き

書評と雑文とChatGPTと

岡潔

 40冊目。『岡潔対談集』岡潔〈おか・きよし〉(朝日文庫、2021年)/時実利彦以外は全部面白かった。岡潔の文学的造詣の深さにたじろぐ。特に井上靖作品への評価、更には松尾芭蕉を論じる時は俳句批評の山本健吉にも真っ向から勝負を挑む。本書を読めば、岡潔が主張した「情緒」の深さがよく理解できる。芭蕉本を買う羽目になった。