・『好きなものを食っても呑んでも一生太らず健康でいられる寝かせ玄米生活』荻野芳隆
・『親指はなぜ太いのか 直立二足歩行の起原に迫る』島泰三
・体は健康になるように設計されている
・赤ん坊の体をくすぐるだけで軽い病気は治る
・歯の種類と数に合わせた食事を
歯の種類と数に合わせた食事を
歯の種類と数に注目し、これに比例させるように飲食することが大切です。前歯8本は野菜、犬歯4本は肉、臼歯16本は雑穀・堅果類という具合になりましょう。人間のからだは、各部分が互いに関連し、対応しながら作用しているわけですから、からだに必要な養分がとれるように、歯のしくみも形成されていると考えてよいのです。
歯のしくみから考えると、野菜2、肉1、雑穀類4の割合になります。肉食はたった7分の1。いまのような、動物過剰の食事は不自然なわけです。7分の6までが植物をとるようになっているわけで、植物を基本にした食べ方が人間にとって自然だといえます。
どんなものでも、自然食であれば、料理の工夫によっておいしく食べられます。よくかみ、唾液を多く出してドロドロにしてから胃に送るようにして食べてみます。このようにして食べると、不自然なものがいやになってしまうからふしぎです。人間のからだはもともと不自然なものは受けつけないようになっているわけです。【『万病を治せる妙療法 操体法』橋本敬三〈はしもと・けいぞう〉(農山漁村文化協会、1978年/愛蔵版、2005年)】
荻野芳隆は「米6:野菜3:肉(魚・卵)1」としている。
少し前に古代人の食料を調べていたのだが、体の構造から逆算した方が手っ取り早いかもしれない。ただ、歯から考えられる食べ物の種類は火を利用した料理を始める前のことだろう(『火の賜物 ヒトは料理で進化した』リチャード・ランガム)。焼く・煮る・炊く営みは「消化作用の外部化」と考えられる。また、新石器時代における農業革命も食生活を一変させたことだろう。
「ドロドロにして」の一言で蒙(もう)が啓(ひら)いた。咀嚼(そしゃく)と聞けばどうしても噛むことに意識が向くが、「ドロドロにして」とは心ゆくまで味わうことを意味する。消化は口中(こうちゅう)から始まっているのだ。日本人の特に男性は早飯(はやめし)の悪癖があるので注意したい。
最近気づいたのだが、しっかりとタンパク質と旨味成分(味噌汁や発酵食品、ダシ、うま味調味料など)を摂(と)ると、お菓子を食べなくて済む。甘いものに対する渇望感も以前ほど感じない。
