古本屋の殴り書き

書評と雑文

秀徹 の検索結果:

苦節15年の労作/『息の人間学 身体関係論2』齋藤孝

…す」と口にするのは簡単だが実際には難しい。私だったら相手が再起不能になるまで実力を行使するところだ。 齋藤の研究は確かに私に届いた。昨今のユーチューバー武術家(影武流、秀徹、イス軸法)の台頭や、ネドじゅんの出現を思えば、齋藤の研究はあまりにも時代に先んじていた感を覚える。 これほどの労作かつ傑作であるにもかかわらず、ネット上には書評が見当たらない。実に惜しまれるところである。息の人間学: 世界と自己 他者と自己 自己と自己 (身体関係論 2)作者:齋藤 孝世織書房Amazon

インナーボディへの手掛かりとして背骨を押し立てる/『弓と禅』中西政次

…ることを常の所作とする。「主人公」とは禅語である。・禅語「主人公」: 臨済・黄檗 禅の公式サイト 著者は53歳の時、校長職を務めながら無影心月流(むようしんげつりゅう)の弓術を始める。入門より8年後、見性に至る。 背骨を押し立てることで天地の気を感じることができそうな気がする。すなわち、天地に対して直角に位置することを意識するのだろう。背中が曲がれば世の中も歪(ゆが)んで見えてしまう。 秀徹の姿勢が参考になる。弓と禅 新版 (禅ライブラリー)作者:中西 政次春秋社Amazon

【筋電図】必見!理学療法士がついに秀徹の仙骨パワーを解明しました

・藤原将志(秀徹) vs. 西山創(イス軸法) ・【筋電図】必見!理学療法士がついに秀徹の仙骨パワーを解明しました

山城美智-沖縄拳法

…間がかかりそうだし、秀徹は動きが乏しい。 私は今年六十になったのだが「格闘技をやりたい」気持ちが今でもある。で、本当にやるとなれば、沖縄拳法かブラジリアン柔術の二択である。 山城美智は静かである。騒がしいのは偽物と相場が決まっている。本物は湖のように静かなのだ。そして言葉が際立っている。イビチャ・オシムやイチローと近い世界で生きているのだろう。 石井東吾との出会いと再会もドラマチックである。個人的には石井の幼さが好きではないのだが、様々な武術家を世間に知らしめたユーチューバー…

武田惣角の振り棒/『剣豪夜話』津本陽

…にしやま・はじめ〉や秀徹の藤原将志〈ふじわら・まさし〉は木刀の素振りを行っている。私は剣術に興味はないのだが肩甲骨周りの動きに注目した。それが証拠に藤原は途中で握りを変えるという。 動きのスピードという点ではヌンチャクも効果的だろう。 私は普段タオルを使って肩甲骨のストレッチを行っている。背中を洗う要領でタオルを交差させ、上下運動を繰り返すのだ。ただし動きが乏しいので直ぐ飽きてしまう。どちらかというと気功のセイシュの方が効果がある。 以前から肩甲骨周りの運動に関しては、あれこ…

西山創×雨宮宏樹

・藤原将志(秀徹) vs. 西山創(イス軸法) ・西山創×雨宮宏樹・影武流(けいぶりゅう)合気体術は日本のシステマか 雨宮は殺法だけではなく活法もできる武術家で、歩行や姿勢に至るまで修行を重ねている。それゆえにイス軸法の凄さが理解できるのだろう。しかもマスターする早さが尋常ではない。

藤原将志(秀徹) vs. 西山創(イス軸法)

・イス軸法との出会い ・藤原将志(秀徹) vs. 西山創(イス軸法)・西山創×雨宮宏樹 ・【筋電図】必見!理学療法士がついに秀徹の仙骨パワーを解明しました 独創の険しき道を歩んできた二人の対話は、まるで哲学者か宗教者のような趣すらある。峻岳に辿りついた二人が見る世界は、何と似通っていることか。

イス軸法との出会い

…の出会い・藤原将志(秀徹) vs. 西山創(イス軸法) ・『お辞儀のチカラ 礼と志の「武学」 あなたが変わる、人生が変わる、世界が変わる』レノンリー 昨年、最初の動画で「イス軸法」を知った。私の身体に関する興味は自転車→伊藤式胴体トレーニング→常歩(なみあし)→イス軸法→秀徹と深化している。イス軸法を開発した西山創〈にしやま・はじめ〉は岡山県で整体院を営む武術家(太極拳・意拳)である。10年かけて会得した体軸が、5秒で身につくという。私自身、色々な人で試してみたが、その即効性…